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私的な私情と私語   
境界線
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彼女のこの表情を見たとき、

愛おしい気持ちが溢れてきて、

ファインダーから視線を外した。

一瞬にして時は止まり、

私の中での 彼女の位置が定まった。






境目という場所が好きなのかもしれない


絶妙なバランスの中の一点は特別な場所で どちらの世界も垣間見ることができる場所

小さな一歩で どちらの世界にも行けることが出来る場所

小さな一歩だけど 大きく違う世界へ行き来できる場所

例えば 日向と影の境目。

大きく動けば 小さなそこからは外れてしまって境界線上に戻れなくなることも身についた


彼女もまた境界線を行き来して生きている。

私と大きく違うのは

彼女は自分の意思で 境界線を大きく跨ぐのだ。

そして また自分の意思で境界線上に戻ってくる。


それは神業としか思えないような潔さで、羨ましい。

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最近 言葉にすることや語ることが 面倒に感じる。

これは 長雨のせいかもしれないけれど、一番言いたいことや伝えたいこと、
伝えたい人には いつも 私の言葉は不自由分で 
肝心な部分だけが口の中に残るから、
仕方なく 飲み込むのだけど、
飲み込んでしまった言葉や想いは 胸の中に蓄積されて、
それを「気持ち」だとか「こころ」と呼ぶのかな。
by ageha-xx | 2008-06-28 14:45
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