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私的な私情と私語   
波照間旅日記 vol.1
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一日目



荷物のパッキングも出来たし あとは明日早起きして飛行機に乗り込むだけ、って状態の前日
の午後 旅行会社から電話で予定の飛行機がストライキのため欠航とのお知らせがあった。

お姉さんは丁寧に今回の旅行のキャンセルを促すけれど 諦められるわけなんてなーい。

グズグズ駄々をこね、自力で調べた違う便を提示したら どうにか変更をしてくれて とにかく出
発できるようになったけれど こんなこともあるのねー。

当日 北九発のはずだった那覇行きを福岡空港から乗りこんだ。

機内のアナウンスで 低気圧を通過してるとのこと、梅雨真っ只中のはずの島は晴れてるに違いないと嬉しくなった。

那覇から石垣へ。

石垣では フォトログで知り合ったYUKIOちゃん&○○○さんも石垣に偶然来てるとのこと 彼女たちと再会。

こんなところで会えるなんて 感激しちゃって舞い上がってた私。

お互い記念写真を撮って 水中でデジカメを使えるケースを譲ってもらって 秋にまた会う約束をして 別れた。

あ、忘れてた、笑

今回 一緒に旅をした友人は関西からの出発で 石垣で待ち合わせをしたんだった。

もちろん、ちゃんと会えました。

石垣から 今回の目的地波照間島までは船で渡るのだけど、噂に聞いていたとおりで なにが凄いって船の揺れがありえないほど凄いの。

跳ねながら進む船って感じで 乗船してから30分 外洋にでたころから 体が浮き上がるほど飛び跳ねるんだから、乗り物に弱い人には地獄だろうねーなんて話しながらも 太平洋の海の色にウットリしてた。

瑠璃色の海、どれだけ深いんだろう、
泳げないくせに 船の揺れに肩押されて 後先考えずに飛び込んでみたくなった。
それくらい 魅力的な色だったのです。

さて、島に着いてから噂の期待の宿泊先へ直行。

そこで三泊をお世話になるのだけど 部屋に入って荷物を置いた途端、友人は部屋の掃除を始めたのでした。

手のひらほどの大きな蜘蛛がいて、
イモリは壁の模様のようにして 数匹張り付いてて、
そういう状況 私は楽しめるけれど 普通の女の子だったら泣いてるかもしれないね。

この宿を選んだのは私なんだけど 友人が出発前に「あそこで大丈夫かー? ほんとに大丈夫?」と念を押していた意味がわかった。

「おばあちゃんちに夏休みに遊びにきたみたい、って書いてあったけど おばあちゃんちって こんなじゃないよね」って 笑ったりして それはそれは楽しい民宿だったのです。

夕飯は外で 毎晩泡盛を飲みながらのゆんたく。

そこに集まった人たちは 生きることを楽しんでる人たちばかりで いい出会いがたくさんありました。

その話は また書くことにして、今回 波照間島に惹かれた一つにサザンクロスを見るというのがあって 四つのクロスの星が全部見えたときは嬉しかったなー。

日本で 一番多くの星座が見える島らしいです。

満天の星を見ながら 私はいったいどれくらいたくさんのことを見落として生きていたんだろう、って気持ちにもなったよ。

その夜は明日のダイビングに備えて イモリの「キュキュキュ」って鳴き声を聞きながら眠ったのでした。
by ageha-xx | 2008-06-18 15:14 | 波照間
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